
新型 MT-07 最初の1台が到着!
先週リリースされたばかりの2025年モデルの MT-07 が早速入荷しました!キャー格好いい!!
このライトグレーxライトブルーのカラーリングは私の強い希望で仕入れさせてもらったのですが、思った通りメチャクチャ格好いいでございます。
ちなみにこの子は当店のレンタルバイク兼試乗車になってもらう予定です。
店頭在庫分としてはブルーが後日改めて入荷予定。姉妹店のYSP名古屋北にダークグレーも入荷予定です。
レンタルやご試乗いただけるようになるまでには整備と登録で少々お時間をいただきますが、楽しみにお待ちいただければと思います!
さて、超個人的に現行ヤマハ車でベストバイだと思っているのがこのNew MT-07。せっかく届いたのでテンション高めに細部を見ていきたいと思います。



全体的なイメージは昨年一足先にモデルチェンジしたMT-09に近い印象に変化しています。直線的でシャープなデザインですね。
なんとなくショートオーバーハングな感じが強調された感じ。
従来型は曲線が多用されたうねるような面構成が特徴でしたが、このモデルからはエッジが立ったライン。実写版トランスフォーマーのような雰囲気からガンダムとかそっちの雰囲気になった気がします(?)





ヘッドライト、テールライトはデザイン上かなりコンパクトな印象。それにしたって顔が良いですこのバイク。イケメンさんです。
初代からの特徴だったタンクサイドのインテークは今回のモデルではやや控えめにイメチェン。それでいつつタンクサイドの張り出し感は従来より強調されていてデザインラインの違いを感じさせます。
タンク上面にはエアクリーナーの吸気音をライダーに届ける「アコースティックアンプリファイア・グリル(長い!)」が設けられていて、ライダーの気持ちを盛り上げる機能が備わっています笑
こういう「気持ちをアゲる」機能っていうのは結構大事です。バイクは楽しくてナンボな乗り物ですからね。





鋳造ホイールなのに鍛造に匹敵する軽さの「スピンフォージドホイール」と、新採用の倒立式フロントフォークにも大注目です。因みにアルミのリアアームも新作だったりします。
フロントフォークはプリロード調整などのついていないシンプルなユニット。
調整機構無しとはいえ、倒立式フロントフォークのメリットは剛性とばね下重量の低減。
ガッチリしたアウター部分をステムでマウントし、フォークの大部分をアウターチューブが覆っているので剛性感とハンドリングのリニア感に優れています。そしてばね下重量の低減によってサスペンションの動きがスムーズになるというワケです。
今回倒立フォーク化と合わせて軽量なスピンフォージドホイールになったことでハンドリングの軽快さは前モデルよりも大きく向上していることでしょう。


エンジンは従来型ベースにクラッチが軽くなるアシスト&スリッパークラッチが搭載されています。それをアピールするためなのかクラッチカバーの形状が従来型と違いますね。
外から見えない部分としてはYCC-T(ヤマハ電子制御スロットル)が搭載されたことでパワーモードの切り替えやTCS(トラクションコントロール)を使えるようになったことが大きな変更点。
元から懐の広さと扱いやすさに定評のあるCP2エンジンが電子制御を引っ提げてさらに進化していますよ。




その他装備面ではメーターのコネクテッド機能が強化。Y-Connectアプリを使った各種連携、ナビ機能がフルで使えるようになっています。
以前にも書きましたが、メーターの位置がハンドルの奥に、キーシリンダーがハンドルの手前に来たのが旧モデルオーナーにとってはかなりうらやましいポイントだと思います。
地味ですがこういった使い勝手の向上が一番身近に体験できる改良点なんですよねぇ…

と、言うことで実物が届いたのでじっくり色々とみてまわってみました。
私がMT-07を激推ししている理由は楽しさと乗りやすさのバランスの良さ、そして様々な用途とシチュエーションに対する対応力の高さです。
今回はそれらMT-07が持っていた良さはそのままに、これまでにちょっと気になっていたネガティブな部分を改善したり、より使い勝手が良くなった形なので、引き続きMT-07を推していきたいと思っています。
今回届いたこの車両はこれからレンタルバイクのためにETCやUSB電源を付けて、ナンバーを取って慣らし運転を終えたらレンタル&試乗車で運用開始になります!
頑張って準備しますので少しだけお待ちください。準備が出来たら改めてアナウンスさせていただきますね。
勿論、現車を見てみたい、跨ってみたいという方は是非お気軽にご来店ください。整備状況次第では困難な場合もあるかもしれませんのでご来店前に一度ご連絡、ご相談いただけると助かります。
2025’ Tenere700もデビュー!




また、2025年モデルの Tenere700 も本日リリースされました。
MT-07と同様の電制の強化が施されている他、ちょっとニッチな変更点が多数加えられています。
本格派大型オフロードバイクとして、ラインナップの中でも独自の存在感を放つTenere700。ラリーの雰囲気が好きな方、ビッグオフを操ってみたい方は是非触れてみて欲しい一台です。
こちらは本日から予約、注文の受付を開始いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください!